さまざまな料理で、日々の食卓に並ぶきのこ。
一体どのように作られているのでしょうか?
きのこ栽培の工程をご紹介します。
勝山きのこ園は、地域の生産者でつくる「培養センター」に出資。
そこから培地を仕入れ、芽出し・生育から収穫・包装までの工程を自社で行っています。
きのこを栽培するビンの容器に培地(ばいち)を詰めます。
培地とは、きのこを培養するための土台のことで、細かく砕いたトウモロコシの芯(ふすま)や米ぬかなどに水を加えて混ぜたものです。
培地を詰め込んだ栽培用の容器を殺菌釜に入れて殺菌します。
殺菌した容器を無菌室に運び、
きのこの素になる種菌を培地に植え付けます。
温度と湿度を一定に管理した培養室に運び、菌を培養・熟成させます。
きのこを発芽させるために、成熟した培地の表面をかき取り刺激を与えます。
そうすることで菌の活動を活発にします。
培地を勝山きのこ園へ移動します。
低温で湿度が高い生育室で育てます。
菌かきから約3週間で収穫できる大きさに成長します。
菌かきから約3週間で収穫
収穫したきのこを選別し、包装して出荷します。